noriの世の中すべてがオッケティング!!!

    〜ヨメバヨムほど文字遊び〜


vol.1
 『トレンド学、TW200ブームと2輪業界のキムタク経済効果』



レーサーレプリカブーム以来、2輪車業界の代表的ムーブメントとして今TW200が流行っている。
カフェ、トラッカー、ときてバイカーブームを決定付けたのはスカチューンを施した『TW200』であろう。


 なんせ流行ってる、渋谷をはじめ都内の代表エリアは無論、ローカルなエリアにも、もう至る所、ネコもシャクシもミーチャン、ハ−チャンTWって現状、次いで多いのが旧マジェスティって感じで、ま、悪くはないがメーカーのYAMAHAは、ブーム様様だろう[再販、中古だから、関係ない?]
かなりオーバーに言い過ぎたが(TW、マジェ、オーナの方御免)、車とかでちょこっと流せば1台は見ないこともないぐらいは?、走っている。一部では、モトクエのある墨田区には少ないと意見が有るが、都心へのアクセスとしているので見ないのでは?決して下町、墨田区がオクレテいる訳では無いと言うことにしておこう?。
そんな感じだが、確かにスカッたTWはカッコイイし、いわゆるオシャレ!、時代の気分ってヤツなんだろう、オシャレなのである、ビジュアル的に見てもファションスタイルとリンクしている。

カレコレ10年程前レプリカ全盛の頃、まだ、微熱少年だった私の愛車であったレーシングなFZR400exupに股がる時、そのド派手なカウリングが、合う服を選ぶのに悩ませた事を思い起こす。
あの頃は、若かった、、、じゃなく!、当時、世の中はケミカルジーンズが当たり前で、私は、エドウィン社のアイスウオッシュがオキニ(死語)で,AVIAのバスケットシューズ(懐かしい!)を履いて、クイックシルバーの白のスウェットを着て、アメ横で一目惚れし値切って店員を困らせてまで買った(メーカー忘れた)アウトドア系のいま思えば早すぎたイケテル、ウエストバックを付け、アルファの黒のMA1をあわせてた(笑)、それが当時の気分ってヤツだろう、それぞれ思い入れの強い品々だった。

もともと、レプリカは、皮ツナギ以外似合うモノがないくらいの種のバイクだけど、年がら年中ツナギって訳にはいかない訳で、ツナギを着込んで走りに行ってファミレスやコンビニに入るのも、当時は、恥ずかしかった。 若かったんだな、今じゃ全然なんともないな、オヤジに成ったモノだ!?

 それと比べると、今のTW200のブームは言うならばファッション先行型なのだ、つまりアイテムとして、服ありきのバイクだからカッコイイのである。

ヴィンテージのリ−バイス501XX至上主義の97年頃の、雑誌ポパイには、クレジットもない、モトショップ五郎チューンの(当時で約160台手掛けていたらしい)TW200に、smartなモデルが股がっていた。
 ヒステリックグラマ−のTシャツに、デ、ニ、ム、なジーンズ、アウトドアなブーツとべっ甲のバイカーなシェード、エアリ−でカリスマ的アッシュな色のヘア−スタイルそれに、ガボールのデザイナーズモードなウォレットとチェーン(チェーンだけで42万8000円!)、そしてTW200である。 
そのグラビアを今見て気が付いたのがまさに、月9にヤッテいたTVドラマ『ビュ−ティフル ライフ』の天下の『木村 拓哉』 様 (いよいよ、登場ですの)のイメージそのものである。

 空色のガスタンクのTW200で、表参道あたりを、サッソウ(笑)と駆け抜けて、美容院へ働きに行き、イキヌキに、スターバックスのカフェモカか、キャラメルマキアートで一服、てな感じの、おしゃれで、ありそでなさそな、でもあるかもしれないわ!的、バリアフリーな、カリスマスマ美容師のお話である。(何故か、ヒロインの常盤貴子は、新小岩の酒屋の娘役。この辺が庶民姓の演出だとしたら新小岩の人に失礼じゃないのか?!) (私はこのドラマのせいで、うちに出入りの、デザイナ−をやっている,隠れキムタクファンのM,Uに、深夜、新小岩に撮影の見学に付き合わされた事があった。)

 その、ドラマのTWを真似て、T,Kモデル、とか、キムタクモデル、とか言って雑誌広告でコンプリート(改造)販売しているバイクショップが、今多い、このように題の『キムタク経済効果』を狙って、それまでバイクに興味の無かった層まで取り込もうとする経営戦略のいい例である。(タンクが、塗ってあったりするだけ?!)その他にも、いまさら説明する事もないが、キムタクがCMで使用してた。とか、雑誌で着けていた。うんぬん、で大ヒットしたものが多くあるのは御存じだと思う。それだけ、カリスマ木村拓哉、は男女問わず幅広い層にリスペクトを与えるのが事実である。

キムタク人気に限らず、ブームと言うものは、そう言ったリスペクト『影響』が、序所に一般の興味の無い層にまで無意識におよんで行き、やがてブームは一人歩きをして大きな『経済効果』を与える物ナノデある。
つまり、私達が、何気なく手にする商品、気に入って手にする物も元をただせば、すべて、そうした背景があって、『影響』が影響し、出会い、産まれて、また、出会うのである。(輪廻転生、人の繁栄のように。深いね!?)

(ブームと、それに乗った商売を、純粋?な,経済活動と認め無い『クール』な人が世の中にはいるが、個人消費が落ちた景気のこの国で活気が見えるのは、ブームに乗った商売なのは一つのゆるぎない『事実』。
私が語るのは、とてもオコガマシイ?が、言わせて頂くと、そのクールな人が市場を洞察しても居ないのに『現実』を認め無いのは、ヒネクレた、ひとりよがりで頑固な、『クールなポーズ』にしか私は感じ取れない。)

まーなんせ、それ位?、やっぱり時代の気分なのだ。ドラマのTW200+キムタクはカッコイイらしい。
つまりTW=キムタクに今なるわけだ、3年程のブームみたいなので、ここで更に例の『キムタク経済効果』で、まだまだいけるかな?、まだ相変わらずTWは製産が追い付かないようだけど?(ヤマハがTWで社運が立ち直ったのは、マジらしい。)(そんな今カリスマもそろそろ死語なのか?)
 もう、こうなったらキムタクに2輪全部のCMに出て、出来る限り2輪業界を盛り上げて貰いたいモノだ。
最近は、サーファー=キムタク、みたいで、それもいいけど、TW=キムタク、じゃなく、バイク=キムタクになれば、オートバイ業界もモット元気になるかも知れない。
せっかく、ドラマの為に中型自動二輪免許取ったんだから、せめてモトクエで、バイクを買っておくれ、そうすればキムタクの来るお店として繁盛して社長も楽に店がマワセて、ジャンジャンオゴリで、エロンな*ッパイEGOISTなパブに、連れて行って貰えるのにー!ま、これもいわゆる『キムタク経済効果』(お後が、ヤラシイようで!) コレでオッケティング!!
っしょ!?。

     頼むよ! キムタクぅー!!!!!!!!!!(愛をこめて。)   see ya !!!   
  
       May,2000, Neil Birdman (30th Anniversary.)、proof copyright.